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プレスリリース /  2014.08.07

日経BP 取材記事

弊社で取り組ませて頂いている事業について、日経BP様より取材を頂き、

6月30日に「京町家、救世主は外国人」というタイトルの記事を掲載頂きました。

日本の歴史・文化の素晴らしさは、日本人よりも外国人の方が分かっているという話は

よく聞きますが、京町家の保存に関しても同じことが言えそうです。

京町家は現行の建築基準法が出来る以前に建設されていたこともあり、現代人が暮らすにはあまり快適ではありません。

生活環境の変化、利便性の向上などにより徐々に都市型の生活に慣れてきてしまった世代の人たちは、古い・狭い・暗い・寒いという印象を受ける「京町家」より駅に近く便利な「マンションライフ」を好む方が多いです。

そして受け継がれず空き家となった「京町家」は、「価値の無い古家」であり道路に接していない土地は二束三文にしかならないという見方をされます。

ところが、日本の歴史・文化の素晴らしさを評価している外国人は、歴史を受け継いだものこそに価値があるという考えを持ち「町家」に関心を寄せます。

母国では価値の無いものも、異国の視点から見ると価値が高いという現象は日本に限ったことではないのですが、高齢化や人口減少に直面する日本においては、特に国外からの需要を取り込む考え方が必要になるのではないかと思っております。

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